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入浴と注意点

日本には古くから温泉文化があり、体を清潔にするというよりは、体を温め、その日の疲れを癒し心身ともにリラックスするために入浴することが多いです。この習慣は楽しみでもあります。

しかし、日本式のお風呂の入り方は突然死が多いという事を皆さんはご存知ですか?日本式のお風呂の習慣では、脳卒中や心臓発作が増えるので注意が必要です。特にお湯の温度を高くしないことが重要になります。

入浴中は心臓発作脳卒中を引き起こすことがあり、特に寒い冬の時期には夏の約7倍もお風呂場での突然死が日本では増加するのです。お風呂に入っている時の急死例は年間1万にに達すると推定されています。

驚くほど多い人数です。脳出血と虚血性心疾患が最も多いのですが浴槽内の溺死も多くあります。調査では死亡場所は浴槽内84.3%、洗い場9.8%、脱衣所1.2%となり浴槽内が大きく割合を占めています。

日本人ではお風呂での突然死が突然死全体の約10%と多いのですが、欧米人ではほとんどありません日本人は高温の湯(摂氏42℃以上)を好み、肩までつかる全身浴を行いますが、欧米人はぬるめの湯を好み、浴槽が浅く半身浴になります。このことが大きな違いを生み出しているのです。

お風呂に入ってるいる時の事故は高齢者、高血圧患者、心臓病患者、飲酒後の順番に多くなっています。高齢者が安全にお風呂を楽しむために注意点をあげておきたいと思います。

高齢者がお風呂に入る時の注意点ですが、1つは急激な血圧上昇を防ぐために一番風呂を避ける、風呂場を予め暖かくしておくことです。お風呂に入る前に浴槽の蓋をとって、蒸気で洗い場の温度を20度程度にまで温めておくといいですね。

湯船に入る時はかけ湯を行い、急に暑い湯船に入らない事です。血圧が急激にあがってしまいますので大変危険です。お湯の温度も40度~41度くらいにしましょう。それから、急激に立ちあがったりする事も避け、立ち上がる時はゆっくり立ちあがりましょう。

急に立ち上がると血圧が急激に下がってしまいます。めまいなどをおこして転倒する危険もあります。脱水症状にも気を付けなければいけません。脳梗塞や心筋梗塞の発症や湯あたりを防ぐためにもお風呂に入る前と後にコップ一杯の水分補給もしておきましょう。

しかし水分だからといっても飲酒後にお風呂に入る事は絶対に止めましょう。家族が一緒に住んでおられる方なら家族が声をかけるといったことが大きな予防になります。

高齢者の方が長い時間お風呂に入っていたら、湯加減を聞くなど声をかける事で高齢者の安全確認に繋がりますし、何かあった場合でも家族が早く異変に気づけます。若い時よりも体力などにおいても衰え得来ていますのでそうした注意点を守ることが大切です。

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